安間佐千のインスタグラム(sachiamma) - 6月23日 15時45分


クライミングとスピリチュアリティの統合
Integration of climbing and spirituality.
(English version is in comment!) ・

クライミングの可能性は日々拡大しているように感じる。ここ数十年の進化というものは目紛しい。そしてその拡大する方向性というのは極めて肉体的、または社会的(経済的)だ。 ・

だが、クライミングの世界を奥に進めば進むほど、それが精神的であることを知ることになる。岩や壁、課題を登る行為は、ヨガや瞑想から連想するような人間の神性に触れる行為と同じになり得ると思う。そこに少しスピリチュアリティの理解や、探求する意欲を持つことで、クライミングは肉体的、且つ精神的な行為になる可能性がある。もうすでに何らかの神性に触れているクライマーも多くいるだろう。それは実力には関係ない話だ。でもそれが何なのかを紐解いたり、体現したり、伝えたりといった方向性において、クライミングはまだまだ未熟である。 ・

ここ10年ほど、僕はクライミングとは別にスピリチュアリティの探求、自己探求を進めてきた。時間で言えばクライミングと同じくらい、そのことに熱意を注いできた。そして今、クライミングとスピリチュアリティや自己探求を分けて考える必要があるのだろうか?と感じている。クライミングの中に全てあるではないか!と。 ・

心と身体の両方が元々ひとつであるように、クライミングの中でも心と身体は繋がっている。それを何度も何度も体験し、経験し、そして体現していきたい。そしてそれを共有していきたい。 ・

これからどんなことをしていこうか?
無地のキャンバスを目の前にして、ドキドキする自分。何か計画があるわけでもなく動き始めた筆。暖かく見守っていただけたら嬉しいです。 ・ (精神的な行為と言う時、いわゆる冒険的クライミングのことを指しているのではないことも書き記したい。それは神性に触れる機会を生み出しやすいスタイルであると思うのだが、クライマーのあり方によってはただのエゴの道具にもなるからだ。スピリチュアルなクライミングを求めた時、スタイルや場所というのはあくまでも補助でしかない。グランドアップとトップロープ、人工壁と岩、オリンピック本番と練習、そういった違いに人は価値を見出すが、神性に触れることとそれらは関係ない。)


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2020/6/23

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