フジテレビジョン 人事部のインスタグラム(fujitv_jinji) - 12月21日 17時51分

【美術制作局 安部彩】２００６年入社

『ナオミとカナコ』『好きな人がいること』などのドラマセットや、
『めざましテレビ』『直撃LIVEグッディ！』『さまぁ〜ずの神ギ問』など数多くの番組セットを手掛ける、１児の母のデザイナー。

小学生の頃は漫画家になりたいと思ってたんです。
でも中学生の時にかつてフジテレビのデザイナーだった方の講演を聞いて、
テレビ局の空間演出というものにとても興味をそそられました。

それがきっかけで美大に進学し、”空間演出”デザインの勉強をすることにしました。

フジテレビのデザイナーさんの講演がきっかけで”空間演出”の勉強を始めた私が、
今フジテレビで”空間演出”をしていると思うととても感慨深いです。。。

テレビ局でデザイナーとして働く醍醐味ですが、
実は【テレビの画面に映っているモノは演者以外すべて美術が作っている】んです。
ただキャラクターだけがいても画面は成立しないですし、空間や背景が番組の雰囲気を形作っています。

また、セットの最終的な決定権はディレクターやプロデューサーにありますが、
最後までこだわって制作するのは、デザイナーの仕事です。

デザイナーは誰も見ていないであろう部分にもこだわっていて、
そこに気づいてくれる方が1人でもいるとちょっと嬉しかったりします。

学生の皆さんへのメッセージですが、
他の方も仰ってる通り【色んな経験を積んでおいて損はない】と思います。

テレビは色んな人が見ている分、作り手側も色んな経験を積んで、
多種多様な視点を身につけておくことが大切だと私は思います。

自分も母親になるまで人間を産み育てることの大変さが分からなかったですし、
世の中いざ自分が経験してみないと分からないことだらけだと思います。

大きな挫折や躓きから気づくこともありますし、
1つのことだけを突き詰めるからこそ気づくこともあります。

ぜひ皆さんも学生時代のうちに様々な経験を積んでみてください！

次は、ネタ番組の演出を行なっている２つ下の後輩、北山くんにバトンタッチします。
サプライズゲストと一緒に、このリレーバトンを受けるそうです。
お楽しみに＾＾

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