桂美佳さんのインスタグラム写真 - (桂美佳Instagram)「. . こんばんは！桂です☺️ 3月14日、今日はホワイトデーですね。特別な一日を過ごした人にも、いつもと何ら変わらない一日だった人にも。両方の方々にぜひ読んでいただきたい、今日は“特別な”お話です。皆さまどうか、おいしいお酒や温かいコーヒーと共に、今夜もゆるりとお付き合いください🥃 . . ３日前。今年も日本各地で追悼式が執り行われ、多くの人により黙祷が捧げられました。 3月11日は『いのちの日』です。 2011年に発生した東日本大震災を受け、 “命の尊さを思い、命の大切さを考え、震災で学んだことを風化させることなく災害に備える” そんな目的から記念日として定められました。 3.11。カレンダーの数字を見ると当時の思い出が鮮やかによみがえり、強い感情が何度も湧き上がりますね。私も当時は地元東北におり、職場のジムでその瞬間を迎えました。いつまでも風化させることなく、皆で後世に語り継いでいくべき記憶です。やはり“記念日”というものは、特別で神聖な気持ちにさせてくれるものですね。 . . ですが私にはひとつだけ、ずっと心に引っかかっていることがあります。 . どうして人にはこんなにも、カレンダーが教えてくれる特別な日付に頼る必要があるのだろう、ということです。 . . 振り返ってみれば確かに、お正月には気持ちよくスタートが切れます。バレンタインには思い切って好きと打ち明けられるし、ホワイトデーには気持ちに素直に応えられるでしょう。結婚記念日には初心に帰ることができて、誕生日には生まれてきたことに感謝ができて、クリスマスには神聖な気持ちになれるもの。何かしらの“特別な日”というものは、私たちが気持ちを改めたり、大切なことを思い出したり、「えいっ！」と思いきって行動に移したり。そうするための絶好のタイミングを与えてくれますね。 . でも私たちにとって、 “誰か”が決めた“特別な日”以外の364日は、特別ではない日なのでしょうか。その“特別な日”以下の価値しかないのでしょうか。 . 私は決してそうは思いません。 . . 人間が死ぬ確率は100％です。早いか遅いかだけで、人はいつか亡くなります。当たり前すぎることです。なのに、生きているうちは死が現実的ではないもの。生きているからです。生かされているからです。生きたいからです。いつかは死ぬとわかっていても、近い未来に死ぬと思って今日を死に物狂いで生きている人は実のところ、死と隣り合わせの環境で生活する人か、医師から余命宣告を受けた人くらいでしょう。平和な日本で暮らしていると文字通りに平和ボケしてしまいますが、「今から１秒後も世界は存在する」この命題は、まだ誰によっても証明されていないのです。 . . 新たな気持ちでスタートを切るのも、好きな人に素直に気持ちを伝えるのも、大切な人を思いっきり喜ばせるのも、心を込めて感謝の言葉を送るのも、初心に帰るのも、神聖な気持ちになるのも。考えてみれば、確実に明日がやってくるかもわからないのに、チャンスが二度と来ないかもしれないのに、カレンダーが教えてくれるその特別な一日を待たなければならない理由など、どこにあるというのでしょうか。特別な日を与えられなければ自分で最適なタイミングを見つけられないくらい、私たちは未熟なのでしょうか。そんなことはないはずです。 . . 「毎年結婚記念日には大きな花束を妻にプレゼントして、普段は言えない愛の言葉と感謝の気持ちをしっかり伝えるんだよ！」こんなことを言っていた男性がいました。素晴らしい行動だと思います。奥様はその度に大きな幸せに包まれるでしょう。でも、本当に心から相手を喜ばせたいのなら、感謝や愛を伝えなければと思っているのなら。結婚記念日など待たずに、今すぐ花束を買ってきて、今日のうちに愛と感謝を言葉にするべきではないでしょうか。そして結婚記念日にも、同じようにすればいいだけのことです。どちらにも同じように意味があり、価値があります。 . . 愛や感謝にやりすぎや与えすぎはありません。出し惜しみの先に待っているのは後悔です。 . 特別な日を普通に過ごしましょう、と言っているわけではなく、普通の日を特別に過ごしてみませんか？という、私からの提案です。 . . その『機会』を与えられなければ、それができない。そんな人間にはなりたくないものです。どんなときも、 “今”を大切に生きていきたいですね🍀 . . . #命の期限 #価値観 #生きる力 #人生相談 #サプライズ #プレゼント #喜んでくれた #毎日を楽しく #今を生きる #言葉の力 #負けるな #逃げちゃダメだ #思いやり photo by @uchistyle thanks❤︎」3月14日 19時53分