INSIDE FUJINGAHOのインスタグラム(fujingahojp) - 6月28日 12時13分
【田原桂一展『存在』】神楽坂の√k (ルートケイ) Contemporaryギャラリーにて、田原桂一展『存在』が開催中です(〜7月15日)。
1978年から1980年の3年間にかけて、世界的なダンサーとして活躍する田中泯さんとともに試みた「光と身体」の関係性を探ったフォトセッションの記録の数々が、公開されています。
このプロジェクトが始まったのは、1978年10月、パリ・フェスティバル・ドートンヌの『間展』から。田原さんが27歳、泯さんが33歳だったそうです。それからパリ、ローマ、ニューヨーク、アイスランド、ボルドー、東京、九十九里浜、秋川渓谷などなど、さまざまな都市と大自然のなか、異なった光や大気のなかでダンサーの身体がどのように反応してゆくかを切り撮ってきました。
なかでも印象的なのは、フランス・ボルドーに残る旧ドイツ軍が建造したコンクリートの塊で覆われたUボートの潜水艦基地や、白夜のアイスランドの地熱地帯で撮影された作品。
「『身体気象』という言葉が私たちを結びつけた。まさに光と身体が出会う瞬間である。私の写真行為のなかで本プロジェクトは『対象』と『主題』が渾然と入り混じった実に不思議な3年間であった」と、田原さんは言葉を遺しています。
ギャラリー地下には、世界の著名人を写したポートレート・シリーズも。お気に入りは、若き頃のクリスチャン・ボルタンスキーの、繊細かつ複雑な内面が写し出された一枚。
田原さんと各アーティストの魂がぶつかり合う珠玉の作品をぜひ、ご鑑賞ください(編集N)。
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2023/6/28