小塚舞子さんのインスタグラム写真 - (小塚舞子Instagram)「. . 高知おすすめ酒場「竹内酒店」こちらは高知のパワースポットです。お魚がおいしくて少食四歳児が飲み込むようにお刺身を食べます。エビフライは大きなぷりぷりのエビにカラッと油切れの良い衣。もちろんさくさく。手づくりのタルタルソース(これだけでお酒飲める)を絡めれば尻尾までペロリといただけます。トロンと上品な味わいのしめさばは今すぐ三田村さんに届けたい。とにかくお料理とお酒が全部おいしいのです。我が家は、高知についてまず竹内酒店に向かいます。初日はその場にいた全員としゃべりました。「日本酒はこれがおいしいよ。ほぼ水よ。ちょっと飲んでみ」「そっちの人、これから予定があるみたいやき、うちらはええから先に料理出してあげて」高知満載の会話が繰り広げられる中、新しく家族連れのお客さんが入ってきました。前回の高知旅で「東風(トンプー)」というお店の前で謎にベロベロで集合写真を撮った家族でした(Meets8月号に載ってるよ)。たしか、私たちが東風に入ろうとしたけど満席で諦めかけていたところ「うちらはもう出るから、入れてあげて！」と席をかわってくれて何となくそのまま店前で話し始めて盛り上がって写真を撮ったのです。どういう状況や。子どもたちは一緒にお絵描きしたり大人たちもやっぱりみんなでしゃべって楽しいお酒を飲んで。また会おうねと連絡先まで交換しました。ちょうど竹内酒店に向かう途中、夫に「前回東風で会った人にまた会えないかな、会える気がするな」と話していたのです。こんなミラクルが起こるなら… と、2日目も竹内酒店へ。前日に、カツオの稚魚「しんこ」を買いに行くとお父さんが言っていたのですがとても小さいうえに高くて買えなかったそう。「ごめんな〜。でも、いいカツオはあるき！」「じゃあカツオください！あ、しんまい(本マグロの稚魚)はありますか？」「ちょうどなくなってもうてん！ごめん！」すると隣にいたお客さんが、「あ！県外から来てるんやろ？うちらはいいから、こっちの人にあげて！」でも前日にしんまいは味わっていたので遠慮してカツオや煮込みを食べていると隣に座っていたお客さんは最近メイドインアリサちゃんが高知旅をしたときに出会って良くしてもらったと聞いていた方だったことが判明。どうなってんの、竹内酒店。そして三日目。私たちは竹内酒店と同じく愛する高知の酒場「とさ」へ。そこで乾杯する予定だったMeetsの編集者さんは、先に竹内酒店に寄って飲んでいますと連絡をくれました。「とてもいい店でした」と、とさに集合して高知の友人たちも集まりお酒を飲んでいたらとさの扉をガラッと開けて竹内酒店のお父さんが入ってきました。「これ、ビール代！」そう言って小さな封筒を手渡し、急いで出ていかれました。竹内酒店のお父さんは MeetsRegional8月号の「小塚舞子の高知ごはん日記」に掲載したのをとても喜んでくれていて、 Meetsを持っていけば生ビールを一杯サービスすると話してくれていたのです。これはなんと、そのビール代。「一杯サービス」するのを編集者さんに忘れていたからと「このあと、とさに行く」という言葉を頼りにわざわざ持ってきてくれました。ほんとうに旅人に優しい高知の皆さん。感動して栗焼酎がすすみまくる我々。高知では酔っ払って植え込みで寝ているとペットボトルの水が何本か置かれているそうです。「起きたら飲んでね」と。大阪の植え込みで酔っ払って寝た夫は身ぐるみ剥がされて帰ってきたよ😇 長くなりましたがまず訪ねて欲しい竹内酒店。大人にも子どもにも優しい素敵な酒場です。写真最後のウーロン茶は 1日目にうたちゃんが途中まで飲んで残していたのを翌日まで冷やしてくれておいたもの。「今日来なかったら捨てようと思ってたき、よかったわ」ですって。もう一回ウーロン茶のお金取れるのに。見習わないといけないところがたくさんです。 #高知旅日記 #かみぬま家の高知旅 #竹内酒店」9月13日 10時57分