蓮沼千紘さんのインスタグラム写真 - (蓮沼千紘Instagram)「今日は先日受けたオンライン講義の話を。 . . よく面白い事の情報交換をしている山フーズの聡子さんに教えていただいたオンライン講義で、 数学者の森田真生さんと土壌学者の藤井一至さんの 「人間とは何だろうか」-土とともに考える- を受けました。  久しぶりに授業を受ける感覚で始まるまで少し緊張しました。📚. 講義の内容を網羅するわけにもいかないので私にとって響いた事、メモを取ったことをさらにかいつまんで共有できたらと思います。  イントロトークの30分で森田さんから新型コロナウイルスについて話があり、 現状は決して平常性から逸脱した状況なのではなく、ずっとそこにあったいろんな事がウイルスをきっかけとして見えるようになった意識されるようになっただけ。 そしてウイルスはどこから来るのか、 本来のウイルスの家である動物から人間になぜ移動したのか、根本的なことを考えないと潔癖になれば解決することではないこと。 むしろ多種多様な細菌が体の中には必要なこと。ここではパオロ・ジョルダーノ著書邦題で「コロナの時代の僕ら」が紹介されていました。 知るべきことに蓋をしていた。 その蓋をウイルス(きっかけ)が開けた。  ありとあらゆる問題に直面直視することになりましたよね。 ウイルスをどう防ぐかも大事かもしれないけれど、どう生きていくべきなのかを考えないとウイルスははるか昔からずっと存在しているしこれからも存在し続ける。 ウイルスや細菌、野生動物など人間以外の生命とどう共生するか。  そして、目に見えないもの、不気味さとはなにかの説明に「H.ベルクソン/S.フロイト著書-笑い/不気味なもの」が紹介されました。 慣れ親しんだ内密なものが抑圧を被ったのちひ回帰する。思い出したり直視すること。  この本が紹介された時私は一人興奮しました。 一昨年母を突然亡くした時、葬儀場でドリフターズのコントかってくらい笑いがこみ上げ爆笑と涙を繰り返しました。 不謹慎て言われるかもしれないけれどとにかく自分の奥底から湧いてくるおかしみを抑えられなかった。横隔膜を揺らして笑いとなって外に発された。 失った寂しさや悲しみは確かにあるのにこの湧き上がるおかしみや笑うって何なんだろうと思いいろんな研究者の笑いに関する著書を買いまくったその中の一冊がまさにこの本でした。(実家にあるから写真にないけど) 森田さんの話を聞いていて、死が本当は当たり前にあるはずなのに日常と言われるところからは遠ざけられていて、それが葬儀という場で形式の中にありあり存在して直視させられて私の中で不気味な得体の知れないものになって笑いになったんだなって少し分りました。 何となく後回しにしてまだ全ての本も読みきれていないしわかり切れていなかったけどほんの少し分かった気がして、これだから知ることを求めるのは楽しいと思いました。違うように思える角度から突然共通項が現れるから。こういう時めちゃくちゃドーパミンが出ます。興奮する。  そんなことですっかりイントロで掴まれてしまい終始前のめりで講義を受けました。  藤井さんの「土と人がきた道。そして、これから」  グローバルというと遠くから見たような遠くへという感じだけど実は足元の土を一握りするとそこには世界の情報が詰まっている。とか、もうグローバルとローカルの二分化は終わりって話面白かった。宇宙の別の星に生存圏を見出すよりも足元の土を、自分たちのルーツを見る。  土ってどこからが土なのかというお話もあまり考えたことがなかったので興味深く、農業で言うところの土と地質学者の言うところの土にもどこからがと言うところには違いがある。 植物の育つ土は18センチ程度。 土にしても地球にあっても生命の存在できる層は薄いんだねとか。クリティカルゾーンという。  Homo ab humo. ヒトは土(腐植)から生まれた。(ギリシャ)  はじめ地球には土がなくて、 植物が出現してその植物が枯れて落ちて腐植して土になった。 樹木は虫に分解できないから石炭になり、 きのこ類が一部分解して土にしてたり。  日本は自然が豊かだから土も豊かなのかと思えば雨が多くて酸性の土だからそんなにいい土ってこともないと。  食べているものの95%は土由来で残りの5%が海由来。  土の栄養が高い場所は人口が密集する。  食べ物が豊富にできる豊かな土壌はたびたび戦争の原因となった。 自分の国土が貧しく食べるものがあまりできないと他所の国の豊かな土を求めて侵略する。 私は戦争って戦争すると儲かる人がいるからとか宗教上の対立とか差別、そんなことしか思ってなかった自分が少し恥ずかしくなりました。 多くの争いの根本には水や土が関わっていること。土がうまくいけば飢餓がなくなり争いが減る。 地球の土壌が人口何人まで支えることができるかとかの話も興味深かった。 ベジタリアンが増えた方が地球が支えられる人口は多いとか。  文字制限につき、続く。」6月15日 15時26分 - knitchihiro

蓮沼千紘のインスタグラム(knitchihiro) - 6月15日 15時26分


今日は先日受けたオンライン講義の話を。
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よく面白い事の情報交換をしている山フーズの聡子さんに教えていただいたオンライン講義で、
数学者の森田真生さんと土壌学者の藤井一至さんの
「人間とは何だろうか」-土とともに考える- を受けました。

久しぶりに授業を受ける感覚で始まるまで少し緊張しました。📚. 講義の内容を網羅するわけにもいかないので私にとって響いた事、メモを取ったことをさらにかいつまんで共有できたらと思います。

イントロトークの30分で森田さんから新型コロナウイルスについて話があり、
現状は決して平常性から逸脱した状況なのではなく、ずっとそこにあったいろんな事がウイルスをきっかけとして見えるようになった意識されるようになっただけ。
そしてウイルスはどこから来るのか、
本来のウイルスの家である動物から人間になぜ移動したのか、根本的なことを考えないと潔癖になれば解決することではないこと。
むしろ多種多様な細菌が体の中には必要なこと。ここではパオロ・ジョルダーノ著書邦題で「コロナの時代の僕ら」が紹介されていました。
知るべきことに蓋をしていた。
その蓋をウイルス(きっかけ)が開けた。

ありとあらゆる問題に直面直視することになりましたよね。
ウイルスをどう防ぐかも大事かもしれないけれど、どう生きていくべきなのかを考えないとウイルスははるか昔からずっと存在しているしこれからも存在し続ける。
ウイルスや細菌、野生動物など人間以外の生命とどう共生するか。

そして、目に見えないもの、不気味さとはなにかの説明に「H.ベルクソン/S.フロイト著書-笑い/不気味なもの」が紹介されました。
慣れ親しんだ内密なものが抑圧を被ったのちひ回帰する。思い出したり直視すること。

この本が紹介された時私は一人興奮しました。
一昨年母を突然亡くした時、葬儀場でドリフターズのコントかってくらい笑いがこみ上げ爆笑と涙を繰り返しました。
不謹慎て言われるかもしれないけれどとにかく自分の奥底から湧いてくるおかしみを抑えられなかった。横隔膜を揺らして笑いとなって外に発された。
失った寂しさや悲しみは確かにあるのにこの湧き上がるおかしみや笑うって何なんだろうと思いいろんな研究者の笑いに関する著書を買いまくったその中の一冊がまさにこの本でした。(実家にあるから写真にないけど)
森田さんの話を聞いていて、死が本当は当たり前にあるはずなのに日常と言われるところからは遠ざけられていて、それが葬儀という場で形式の中にありあり存在して直視させられて私の中で不気味な得体の知れないものになって笑いになったんだなって少し分りました。
何となく後回しにしてまだ全ての本も読みきれていないしわかり切れていなかったけどほんの少し分かった気がして、これだから知ることを求めるのは楽しいと思いました。違うように思える角度から突然共通項が現れるから。こういう時めちゃくちゃドーパミンが出ます。興奮する。

そんなことですっかりイントロで掴まれてしまい終始前のめりで講義を受けました。

藤井さんの「土と人がきた道。そして、これから」

グローバルというと遠くから見たような遠くへという感じだけど実は足元の土を一握りするとそこには世界の情報が詰まっている。とか、もうグローバルとローカルの二分化は終わりって話面白かった。宇宙の別の星に生存圏を見出すよりも足元の土を、自分たちのルーツを見る。

土ってどこからが土なのかというお話もあまり考えたことがなかったので興味深く、農業で言うところの土と地質学者の言うところの土にもどこからがと言うところには違いがある。
植物の育つ土は18センチ程度。
土にしても地球にあっても生命の存在できる層は薄いんだねとか。クリティカルゾーンという。

Homo ab humo.
ヒトは土(腐植)から生まれた。(ギリシャ)

はじめ地球には土がなくて、
植物が出現してその植物が枯れて落ちて腐植して土になった。
樹木は虫に分解できないから石炭になり、
きのこ類が一部分解して土にしてたり。

日本は自然が豊かだから土も豊かなのかと思えば雨が多くて酸性の土だからそんなにいい土ってこともないと。

食べているものの95%は土由来で残りの5%が海由来。

土の栄養が高い場所は人口が密集する。

食べ物が豊富にできる豊かな土壌はたびたび戦争の原因となった。
自分の国土が貧しく食べるものがあまりできないと他所の国の豊かな土を求めて侵略する。
私は戦争って戦争すると儲かる人がいるからとか宗教上の対立とか差別、そんなことしか思ってなかった自分が少し恥ずかしくなりました。
多くの争いの根本には水や土が関わっていること。土がうまくいけば飢餓がなくなり争いが減る。
地球の土壌が人口何人まで支えることができるかとかの話も興味深かった。
ベジタリアンが増えた方が地球が支えられる人口は多いとか。

文字制限につき、続く。


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2020/6/15

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