樫木裕実のインスタグラム(kashikihiromi) - 7月8日 19時03分

昨日の七夕レッスンにも
この数ヶ月たくさんの辛い経験や
思いを抱えながら参加してくれた方々がいました。

その中のお1人。
乳がん術後3ヶ月の方が元気に参加されていました。
その方からのメッセージを
残させていただきます。
病気になって心細い思いをしている方に
届くと嬉しいですと許可をいただいています。
↓

術後３カ月を前に。

昨日のスタジオレッスンも
とてもいい汗をかき、
とても楽しかったです。

昨日もしみじみ実感しましたが、
乳がんの手術後も前向きで
元気でいられるのは、
やっぱりカーヴィーのおかげだと
思っています。

樫木先生をはじめ、庭山さん、赤江さん、そして
ご一緒させていただいてる皆さんに、
感謝してもしきれないです。

毎回レッスンが楽しみで
仕方ありません。

手術直前までスタジオに通い体力をつけ、
レッスンにこられている乳がん経験者の先輩からも
親身なアドバイスを頂き、
とても心強かったです。

家にいると落ち込んでしまうので、
できるだけスタジオに通ったのですが、
カーヴィーを通じてしっかりと
自分の身体に向き合い、
気持ちの整理がついたんだと思います。

手術は、片側の乳房を全摘して、
下腹部の皮膚と脂肪組織、血管を
胸に移植する大がかりなもので、
下腹部は骨盤の端から端まで
ざっくりと横に切り、
片側の乳房から脇にも傷があります。
そんな大きな手術にもかかわらず、
翌日から歩くことができ、
お医者さんや看護婦さんに驚かれました。

その後のリハビリも順調、
コロナの影響もありましたが、
術後ちょうど１週間で退院しました。

カーヴィーで底力がついていたんだと
思います。

退院直後は術側の腕が上がらず、
お腹も皮膚と脂肪を取ったために
つっぱりが強く、体をまっすぐ
伸ばせない状態が続いていましたが、
早くカーヴィーに戻りたくて
仕方ありませんでした。

術後１カ月を待って病院の先生に
相談してみたところ、運動どころか、
できるだけ腹部を動かさないように
注意を受けてしまい、愕然としました。

よくよく調べてみると、この手術は
腹筋を一部切るため、通常半年間は
運動できないそうです。
そこまで調べてなかった！！

６か月もスタジオに行けないなんて！
スタジオのみんなが楽しそうに
レッスンに参加しているインスタを
見ながら、うじうじと過ごしていました。

そして２か月目の検診で
「激しい運動はだめ、
ストレッチも十分気をつけて」
という先生の言葉を都合よく解釈し、
スタジオに復帰しました。

２か月ぶりのスタジオで、
感慨深く１曲目はちょっと
涙ぐんでしまいました。
自分では痛くて進まなかった腕のリハビリも、
２回のカーヴィーで
健側と同じくらい動かせるようになりました。

お腹まわりにはまだできない動作もありますが、
お腹を40ｃｍ真横に切って、
２か月でもう踊ってる自分に驚きです。

スタジオだと、動かすのが
怖くないんです。
たぶん、樫木先生がおっしゃってる

「痛くない脳と身体づくり」って
こういうことなんだろうと思います。

こうして振り返ってみると、
術前も術後も、カーヴィーがなかったらどうやって
乗り越えたんだろうと
想像がつきません。

そして、こんなにたくさんの
生徒がいるのに、
ひとりひとりの身体に心をくばって
指導してくださる樫木先生の大きさと
優しさを改めて感じ、
カーヴィーに出会えて本当に
よかったと思っています。

あんなに不調続きだったのに、
いつの間にか自分の身体を
信じられるようになっています。

スタジオでカーヴィーができることに
感謝しつつ。

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#ボディメイクとは痛みをなくす方向に導く脳と身体作りである

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