Factelier(ファクトリエ)さんのインスタグラム写真 - (Factelier(ファクトリエ)Instagram)「【約40年の時を経て、ついに日の目を見た「和紙ソックス」の凄み】  東洋繊維の靴下ブラザーズの弟、水谷陽治さんが家業である靴下工場を継ぐ決断をした直後のこと、あることに気が付きました。 それは、「職人の技術は素晴らしいが、戦える武器=編み機が無い」ということ。  当時、大量に安く作ることを続けてきた工場には、同一機種がたくさんあり、どの機械も同じような靴下しか作れない現状。 国内靴下ブランドは安く作れる海外に生産拠点移しており、東洋繊維の主な取引先からの発注もどんどん減少する中で、これから未来「今の編み機だけでは戦えない」と考えました。 そこで先行投資として最新の機械を導入。 それからはお金がちょっとたまると新しい機械を入れて、新しいものづくりを挑戦し続けてきました。た  その中の一つが、「パイル編み機」。  そもそもパイルの靴下を作るということに、そもそも社内からは反対があったそうです。 ですがそれを押し切り、他ではあまり使われていない「パイル編み機」を導入しました。 導入してからは、靴下ブラザーズの弟の水谷陽治さんの趣味でもあるアウトドア用のソックス作りに没頭。  職人に提案して作っては自分で履いてみて、仲間にも感想を聞き改善、を繰り返しました。 するとこの高品質なパイル編み靴下の評判が業界に轟き、大手アウトドアブランドからも声がかかるほどに成長したそう。  そこから発展して作られたのが、スポーツタイプの和紙ソックス。  パイル編みの技術と、和紙糸を融合させたソックスを作ってみよう! そうすれば、和紙ならでは履き心地と調湿性・消臭性とパイル特有の輪っかのおかげで、さらに吸湿性の良い最高の靴下ができるに違いない! そう考えて開発に乗り出します。 ですが、これもまた、険しい道のりだったそうです。  もう一歩深い機械の世界の話をすると、機械は買ってそのままでは使えません。 糸や天候に合わせて、同じ編み機でも細やかな調整が必要です。  ですが幸いその技術はずっと靴下を作り続けてきた東洋繊維が誇る職人たちは持っています。 さらに機械を見れば、その機械の特性を見抜き、能力を引き出すこともできるのです。  意図に合わせて機械の種類を使い分け、さらに速度や編み方、その他多くの項目を調整していきました。  さらに驚くべきことに、同じ機種のパイル編みの機械でも微妙に性格が違うのです。 パイル編みができる機会は工場に4台ありますが、そのうち、和紙糸を納得のできるレベルまできれいにパイル編みできる機械は2台だけ!  速度に至っては、加えて通常の靴下は約12分で編みあがるところ、和紙ソックスは高速で編むと糸が切れてしまうため約21分かかります。  糸を機械に通す直前まで工夫があります。 実は編む時に糸が切れにくいように、湿らせながら編んでいくのですが、この濡らし方はなんと企業秘密! 門外不出の技なんだそうです。  和紙でできたパイルの靴下生地を最後に縫製して一足の靴下になります。 この縫製する際には、縫い代が肌にあたってゴロゴロすることの無いよう、できるだけ縫い目を細く、フラットに縫っています。 しかも、検品も一足づつ、全部目視でチェックしているのです。  そうして美濃和紙の作り方を変え、紡績工場と東洋繊維で何度も何度もやりとりし、履き心地に徹底にこだわった編み立てや縫製を探し、試行錯誤しながらやっと納得のいく和紙ソックスが出来ったのです。  このように時間も手間も技術も必要になるため、水谷さん曰く「和紙糸でパイル生地のソックスを作れるのは世界でもとても少ない」とのこと。  「和紙ソックス」を作ってみよう!そう言って初めて作ってから気がつけば40年が経っていました。  年月をかけてでも、「和紙素材」と「靴下」の相性の良さを確信し、「履き心地の良い靴下をお客様に届けたい」という強い信念があったからこそ、改良を重ねて今の最高の履き心地を実現した和紙ソックス。  若いころは靴下が嫌いだった。実家が靴下工場なんてかっこ悪いと思っていたから。 と笑って振り返る靴下ブラザーズ。  でも今は、「靴下が大好き。僕たち靴下オタクです!!」と誇らしげな笑顔で語る水谷兄弟がそこにいました。  自分たちでそう言い切れる、東洋繊維の靴下づくりにかける情熱が詰まったのが「和紙ソックス」なんです。  二人は最後にこう語りました。  「靴下づくりはね、「人(職人)」、「機械」、「企画(アイデア)」、どれが欠けてもいいものはできないんだよ。そしてやっぱり挑戦し続けないとね。  でもね、この和紙ソックスを最初に認めて「やろう!」って言ってくれたのがファクトリエさんなんだよね!嬉しかったな〜。」  そして東洋繊維の靴下ブラザーズは、自社ブランドの未来に向けて今日もチャレンジを続けています。  #東洋繊維 #靴下 #和紙 #和紙ソックス #美濃和紙 #商品開発ストーリー #舞台裏 #挑戦 #臭わない靴下 #むれない靴下 #Factelier #ファクトリエ #語れるもので日々を豊かに #つくり手とつかい手をつなぐ #madeinjapan #メイドインジャパン #craftmanship #クラフトマンシップ #日本製 #ファクトリーブランド #factorybrand」7月15日 18時49分 - factelier

Factelier(ファクトリエ)のインスタグラム(factelier) - 7月15日 18時49分


【約40年の時を経て、ついに日の目を見た「和紙ソックス」の凄み】

東洋繊維の靴下ブラザーズの弟、水谷陽治さんが家業である靴下工場を継ぐ決断をした直後のこと、あることに気が付きました。
それは、「職人の技術は素晴らしいが、戦える武器=編み機が無い」ということ。

当時、大量に安く作ることを続けてきた工場には、同一機種がたくさんあり、どの機械も同じような靴下しか作れない現状。
国内靴下ブランドは安く作れる海外に生産拠点移しており、東洋繊維の主な取引先からの発注もどんどん減少する中で、これから未来「今の編み機だけでは戦えない」と考えました。
そこで先行投資として最新の機械を導入。
それからはお金がちょっとたまると新しい機械を入れて、新しいものづくりを挑戦し続けてきました。た

その中の一つが、「パイル編み機」。

そもそもパイルの靴下を作るということに、そもそも社内からは反対があったそうです。
ですがそれを押し切り、他ではあまり使われていない「パイル編み機」を導入しました。
導入してからは、靴下ブラザーズの弟の水谷陽治さんの趣味でもあるアウトドア用のソックス作りに没頭。

職人に提案して作っては自分で履いてみて、仲間にも感想を聞き改善、を繰り返しました。
するとこの高品質なパイル編み靴下の評判が業界に轟き、大手アウトドアブランドからも声がかかるほどに成長したそう。

そこから発展して作られたのが、スポーツタイプの和紙ソックス。

パイル編みの技術と、和紙糸を融合させたソックスを作ってみよう!
そうすれば、和紙ならでは履き心地と調湿性・消臭性とパイル特有の輪っかのおかげで、さらに吸湿性の良い最高の靴下ができるに違いない!
そう考えて開発に乗り出します。
ですが、これもまた、険しい道のりだったそうです。

もう一歩深い機械の世界の話をすると、機械は買ってそのままでは使えません。
糸や天候に合わせて、同じ編み機でも細やかな調整が必要です。

ですが幸いその技術はずっと靴下を作り続けてきた東洋繊維が誇る職人たちは持っています。
さらに機械を見れば、その機械の特性を見抜き、能力を引き出すこともできるのです。

意図に合わせて機械の種類を使い分け、さらに速度や編み方、その他多くの項目を調整していきました。

さらに驚くべきことに、同じ機種のパイル編みの機械でも微妙に性格が違うのです。
パイル編みができる機会は工場に4台ありますが、そのうち、和紙糸を納得のできるレベルまできれいにパイル編みできる機械は2台だけ!

速度に至っては、加えて通常の靴下は約12分で編みあがるところ、和紙ソックスは高速で編むと糸が切れてしまうため約21分かかります。

糸を機械に通す直前まで工夫があります。
実は編む時に糸が切れにくいように、湿らせながら編んでいくのですが、この濡らし方はなんと企業秘密!
門外不出の技なんだそうです。

和紙でできたパイルの靴下生地を最後に縫製して一足の靴下になります。
この縫製する際には、縫い代が肌にあたってゴロゴロすることの無いよう、できるだけ縫い目を細く、フラットに縫っています。
しかも、検品も一足づつ、全部目視でチェックしているのです。

そうして美濃和紙の作り方を変え、紡績工場と東洋繊維で何度も何度もやりとりし、履き心地に徹底にこだわった編み立てや縫製を探し、試行錯誤しながらやっと納得のいく和紙ソックスが出来ったのです。

このように時間も手間も技術も必要になるため、水谷さん曰く「和紙糸でパイル生地のソックスを作れるのは世界でもとても少ない」とのこと。

「和紙ソックス」を作ってみよう!そう言って初めて作ってから気がつけば40年が経っていました。

年月をかけてでも、「和紙素材」と「靴下」の相性の良さを確信し、「履き心地の良い靴下をお客様に届けたい」という強い信念があったからこそ、改良を重ねて今の最高の履き心地を実現した和紙ソックス。

若いころは靴下が嫌いだった。実家が靴下工場なんてかっこ悪いと思っていたから。
と笑って振り返る靴下ブラザーズ。

でも今は、「靴下が大好き。僕たち靴下オタクです!!」と誇らしげな笑顔で語る水谷兄弟がそこにいました。

自分たちでそう言い切れる、東洋繊維の靴下づくりにかける情熱が詰まったのが「和紙ソックス」なんです。

二人は最後にこう語りました。

「靴下づくりはね、「人(職人)」、「機械」、「企画(アイデア)」、どれが欠けてもいいものはできないんだよ。そしてやっぱり挑戦し続けないとね。

でもね、この和紙ソックスを最初に認めて「やろう!」って言ってくれたのがファクトリエさんなんだよね!嬉しかったな〜。」

そして東洋繊維の靴下ブラザーズは、自社ブランドの未来に向けて今日もチャレンジを続けています。

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2020/7/15

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