平泉春奈のインスタグラム(hiraizumiharuna0204) - 6月13日 20時25分
『甘辛夏恋』
どこか懐かしい磯の香り。
耳の奥まで響く波の音。
幼い記憶が息づくその場所は
今日、甘い記憶に上書きされる。
「あっ……」
彼が手早くブラ紐を解き、それはキラキラ光る水面に音もなく落ちた。突然さらけ出された膨らみを咄嗟に両手で隠す。
「これで抵抗できないね」
ニヤリと笑うその口元は意地悪なのにどこかセクシーで、胸が甘く高鳴った。
「ちょっ……なにする気?」
「なにって……わからない?」
彼は、私の首筋をペロリと舐めた。
「んっ……」
冷え切った身体が突然の甘い熱に、驚くほど素直に反応した。
「ん〜当然のことながら、しょっぱいね」
「や、もう!こんなところでっ……」
「いつもと違う味の鈴ちゃん。なんか新鮮」
口元を緩めながら彼は私の胸元へ、その舌を滑らせていく。
「だ、だめだよ……人に見られちゃう」
「大丈夫、ここは死角だよ」
彼の口元は私の手をすり抜けてピンと立った突起部分にたどり着き、なんの迷いもなくその場所を甘噛みした。思わず高い声が喉の奥から吐き出される。その声は予想以上に響き渡った。彼は私の口を手で押さえ、シーっと指を立てた。
「声は我慢してね。そんな可愛い声、誰にも聞かせたくないから」
どの口が言うのだ。
そんな反抗的な感情さえ、彼の甘い愛撫によって力を無くしていく。私は胸元を覆っていた手をゆっくり自分の口に持っていき、強く押し当てた。身体は既に、強く彼を欲していた。溢れる欲望を止める術もない。
小刻みに吐き出される小さな喘ぎ声は、茫漠とした波音にかき消され、私は一筋の光が差し込む海の底へ、ひたすら堕ちていった。
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第15弾!「海官能」でした🏝
こんな爽やかな昼間の海でねー。けしからん!死角とはいえ、なかなかのチャレンジャーな2人でした🤭❤️ちなみにタイトルの「甘辛夏恋」は私が作った現実には存在しない言葉です。
毎日パソコンに向かってると、ふと俗世を忘れ、透き通るような美しい海に行きたくなるものですね……
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2021/6/13