若山曜子のインスタグラム(yoochanpetite) - 12月9日 19時04分
今週末、発売となります #本当は素朴なフランスおやつ
「オレンジページ」での2年半の連載に加え、数点の撮り下ろしをまとめていただきました。
一つ前のポストで蔦屋代官山のことを少し書きましたが、蔦屋で思い出すのは2015年の冬の夜。
フランスの四季折々のおやつの本を作りたいね、そういうのは年間を通しての連載だといいよね。となぜか編集のK君と話したこと。
(こんなに物忘れの激しい私なのに、年まで記憶してるのは、蔦屋さんが #焼きっぱなしオーブンレシピ のフェアをしてくれてたのを見に行ったことを覚えているからです。)
その後、この話は立ち消えになったかと思いきや、3年前にひょっこりと依頼が。えっ、連載の話、生きてたんだ!とちょっと感動しました。今回の単行本の実現といい、何事も有言実行のK君なのであります。
四季折々の撮影では、少しだけ季節を先取りしたおやつを無理なく作れ、一つ一つのレシピにじっくり向き合い、その中で味を比べながら、今の自分のベストがたくさん生まれました。毎回、撮影後に必ず試作してもらえるのも心強かった。
おやつと同じく、可愛いけど決して華美ではない、どこか大人っぽいスタイリングは曲田さん。
お持ちのフランスのアンティークのお皿にいつもワクワクしました。
明るいオレペでこんなにムーディでアンニュイで(私好みで)いいのかな、と毎回思った、艶っぽい写真は邑口京一郎さん。
心躍るデザインは福間優子さん。
わたしは特にはじめにのページにキュン❣️
単行本のデザインを見た時、大切にフランスから持って帰った留学時代の 「エル・ア・ターブル」「マリクレール」「マダムフィガロ 」といった料理雑誌の巻末のレシピカードを思い出しました。デザイナーの福間さんから昔のレシピカードのイメージなんです、と言われて、やっぱり!と。色とりどりのページをめくるとちょっとタイムスリップしたような気分になります。
パリで暮らした日々から随分経ち、フランスも私も変わっていきました。
ここにあるレシピは、正統派フランス菓子とは少しずれているかもしれません。いろんな人から教わり作り続けていくうちに変わっていった私の味。
クレームキャラメルもサブレもウィークエンドも、今のわたしの一番好きなレシピです。
好きだったフランスがぎゅぎゅっと詰まった一冊は、私にとっても少し早いクリスマスプレゼント。
一冊にまとめていただき、編集担当の小松正和さん、後押ししてくださった秋山さん、改めてありがとうございました。
ps Amazon、デザート、お菓子のカテゴリーにこちらも、なぜかエントリーできません。見つけづらいですが発売中です 涙。
写真 邑口京一郎
スタイリング 曲田有子
編集 小松正和
オレンジページ
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5,250
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2022/12/9