桂美佳さんのインスタグラム写真 - (桂美佳Instagram)「. . こんばんは、桂です🌸 ３月も残りわずか、新生活の準備に追われている方も多いのではないでしょうか。どうか今日も肩の力を抜いて、ゆるりとお付き合いください☺️🥃 . (※冒頭に食べ物を戻す表現が入ってきますので、特にお食事中の方は注意して読み進めていただきたく存じます。) . . 電車の遅延で、仕事からの帰宅が夜中の１時近くになった日のことです。人も車もほとんどなく、あたりは真っ暗。次の角を曲がれば自宅マンションというところで突然、「助けてー！誰か助けてーえ！」という、男性の大きな声が聞こえてきました。急いで角を曲がると、歩道に男性が倒れており、すぐそばには嘔吐物が広がっています。周りには誰もいないので、倒れている男性が助けて！と言っていたのがすぐわかりました。泥酔しているだけかもしれませんが、そうでない可能性もあります。万一の可能性も考え、距離をとりながら声をかけようと様子を伺うと、街灯に照らされた男性とバチっと目が合いました。男性はニヤリとしフラフラと立ち上がろうとします。が、よろけてまた横になります。今度は笑いながら大声で叫び始めました。 . 「あ、これはダメだ」私はすぐさまマンションの警備室に駆け込み、110番通報をしてもらいました。数分後、警察官が到着したときには男性はどこかに消え去ってしまっていたのですが、そこに残されていたのは、広がった嘔吐物とそれで汚れた上着、お酒の空き缶、煙草の吸い殻、よくわからない大量のビニール袋と紙袋。 . 「最悪だな…」(場の全員の声) どうしたらいいかわからず、側の空き缶を拾おうと手を伸ばすと「あとは大丈夫ですよ」と警察官に止められ、私はそのまま帰宅しました。 . . 汚らしい話をしてしまいごめんなさい。ですがどうしてもとりあげたいテーマなので、今回記事にしました。酔っ払いの例に限ったことではありません。皆さんは、マナーの悪い人や公共の場で自分勝手な態度をとる人に、気分を害された経験はありませんか？ . . 平気で道路にゴミを捨てる人や唾を吐く人。公共のトイレを綺麗に使えない人。電車やバスで迷惑行為をする人。歩きスマホに歩きタバコ。道を塞いだり行列へ割り込んだり、公の場で子どもをほったらかしにしたり。障害者用駐車場を平気で使う健常者、傘マナー違反や撮影マナー違反、汗を流さず水風呂へロケットダイブ… ああなんだか、改めて書き出すとクラクラしてきますね。 . 公共の場でマナーを守れない、自分勝手な行動を平気でする人は、なぜ平気でそんな態度でいられるのでしょうか？ . . その理由は単純で、そうしている最中、たった“ひとり”でいるつもりだからでしょう。 . 私たちは、常に誰かしらの他人と繋がっています。人間関係は目に見えないところにも確かにあって、表面上は一人でいるときにも間接的に誰かしらと関わり合っているものです。 . 例えば、公共のトイレを掃除してくださる方は、見えない誰かのために丁寧に掃除をし、募金活動に協力できる人は、目には見えないどこかの誰かのためにそうしています。 “見えない誰か”がちゃんと見えている人にはそうすることができます。想像力を働かせることができるということですね。マナーを守る人もまた、これが自然にできています。 . 反対に、マナーを守らず自分勝手な行動をする人は、心の中で自分と他人が全く繋がっていないのでしょう。想像力がないということです。 “見えない誰か”はいないのと同じ、想像することができない。他人が見えない、他人の存在がわからない。結局のところその人は、ひとりぼっちだということです。 . 目に見える部分だけで築かれた人間関係はとても虚しいものです。直接受け取る視線や言葉でしか人間関係を判断できないのだとしたら、これほど悲しいことはありません。常に“見えない誰か”に支えられていることに気づけなければ感謝も生まれません。ひとりぼっちの人はこれからもマナーを破り、自分勝手な行動をし続けるでしょう。その行動の愚かさに気づき、自ら改めようとするきっかけがその人に訪れることを願うのみです。 . . 見えない不安に心の余裕がなくなり、視野が狭くなりがちな時代です。 . 想像力を働かせることが必要です。 “見えない誰か”がいるからこそ私たちは優しくなれるし、“見えない誰か”の優しさに私たちは支えられて生きています。自分と繋がっている“見えない誰か”を大切にして、心と心を繋ぐマナーをしっかり守っていきたいですね☺️ . . . #マナー #思いやり #優しさ #常識 #社会人 #大人の女性 #いい男 #笑顔が人を幸せにする #想像力 #生きる力 #keepsmiling #heartwarming #japanesemuscle」3月28日 19時54分