ひぐち君さんのインスタグラム写真 - (ひぐち君Instagram)「グランポレールの安曇野池田ヴィンヤードと長野古里ぶどう園の見学会に参加させていただきました🍇 ①あいにくの天気でしたが、北アルプスを望む安曇野池田の畑は絶景。石原さんと栁さんと。 ②シャルドネの畑。安曇野池田ヴィンヤードでは、Me、CS、Sy、PN、Ch、SBを栽培。ダブルギュイヨ仕立て(ギヨードゥーブル)。1本の樹に20房の葡萄が実り、3本のワインに。12.6haを6人で作業。標高560〜630m。斜面上はブルゴーニュ品種で、下部にはボルドー品種。日当たりのいい南西向き斜面(2〜10％)。粘土、砂、石の混じる水捌けのいい土壌。年間降雨量900mm。白馬〜塩尻まで続く縦長の盆地は風通しもよく、夏の夜も気温が下がり、しっかりと酸が残る。痩せた土なので、樹も細いのだが、子孫を残そうとするため、実に養分を送ろうとする結果、凝縮感のある葡萄に。安曇野池田の白品種の畑ではボルドー液不使用(ボルドー液が白品種の香りの成分と反応してしまうため)。 ③ピノはここの一画だけ。樹齢9年。カリフォルニアのクローン(余市はディジョンクローン)。雨が降ると病気になりやすいので、風通しの良い南北向きに。水はけを重視した区画(他品種)では東西方向に畝が並ぶ。生産本数800本。 ④樹齢9年のシラー。芽吹きは早くないのに、樹勢が強く、こんなに元気。暴れすぎて難しい品種で、ほっとくと2mにもなるとか。 ⑤5箇所設置されている、e-kakashi。収穫や農薬散布のベストなタイミングを知るために、現在はデータを収集中。 ⑦長野古里ぶどう園の軽部さんと栁さんと。もともとビールの原料ホップの農場。85年を最後に全て葡萄畑に。CS、Me、Ch、Ri(貴腐)を栽培。3ha。砂利、礫混じりの砂壌土。 ⑧樹齢34年の貴腐ワイン用のリースリング。唯一の棚仕立てで、X字の長梢剪定。雪で潰れてしまうので、他は垣根に(膝下まで積もる積雪量)。畑は道路よりも低い位置にあり、お盆開けの日較差による、浅川(千曲川の支流)からの濃い霧で貴腐菌がつく。雪が降る11月中旬に収穫。収穫量は通常の1/3で、生産本数は、2011年300本、2013年107本で、2012年には造っていない。 ⑨樹齢20年の、改良マンソン垣根仕立てのシャルドネ。他はギュイヨ式。芽欠き作業も終わり、来週花が咲く予定。 ⑩この1箱で10キロの葡萄が入ります。お忙しいところ、ありがとうございました🙇 #グランポレール #grandepolair #安曇野池田ヴィンヤード #長野古里ぶどう園 #長野県 #サッポロビール #日本ワイン 🇯🇵 #japanesewine #vinjaponais #wine #vin #vino #winetime #winelover #instawine #wineexpert #日本ワインを日常に #vineyard #vignoble」5月30日 18時43分