髙林梢絵さんのインスタグラム写真 - (髙林梢絵Instagram)「痛かった、、痛くて最高だった、、 "スクールカースト小説の金字塔"まさに🥹✨ 辻村深月さんの作品を読むたびに 「物語の主人公はいつも"自分"なんだな」 ということを教えてもらいます🤝🏻 みんな、自分だけの物語を生きている。  それゆえに、自分だけの物語同士がぶつかりあう。 学生時代の教室では特に…🥲 ⁡ でもわたしは 「心が痛くなる小説ほど好き」だなぁと思います。 身につまされて心が痛むけど… わたしも反省してもしきれないほどの過去があるからこそ こうして小説を読むことによって なんとか昔の自分の気持ちを成仏できるように 必死なのかもしれない、と思いました🥲 ⁡ ほんとに、読書というのは自分と向き合うことに 等しいですね!でもだから読書が好きです🤝🏻 ⁡  🗒️ 解説の言葉がすごく共感でした↓ ⁡ 「自分たち以外の誰にも手出しのできない、 誰にも救えない場所で、彼らは生きている。 それがあまりにもリアルで痛い。 ⁡ 閉塞した場所と時間を共有し、 傷つけあいながら生きていくしかない。 そもそも何から救い、助けるのか。 目に見えないからこそいつまでも胸の中で疼き続ける。 ⁡ がんばれ、と思う。 がんばって、生き延びるんだ。 傷つきたくなくて、がちがちの鎧で身を固めても、 人に振り回されて右往左往することになっても、 いつか必ず、いや、もうすでに、 そこに、太陽は上るだろう。」 ⁡    この物語には5人の登場人物が出てくるけど(全員同級生) 保護者や先生など大人はいっさいでてこなくて 彼らは彼らだけの世界を生きてる、とよくわかる🏫  特に大きな事件な起こらないけれど みんながそれぞれの事情と感情を抱えていて 関わるだけで摩擦が生じてる⚡️  同級生との「高校時代」と「10年後の同窓会」での 場面が交錯しながら、傷ついたり傷つけたりしてて なんかもう、身に覚えがありすぎて笑 こちらも心臓がズキズキしながら読み進めました😭❤️‍🩹 ⁡ 傲慢と善良と同じく 辻村深月さんの鬼えぐな言語化力にも圧倒されます。 最後にわかるオチも、なるほど!な展開で好き🛼 ⁡ ⁡ 🌜心に響いた言葉🌜 ⁡ ❶「この場では貴恵だけが唯一故郷を 離れたことがないが、そこは、彼女の持つ指輪が 雄弁に主張するのが見えるようだった。 負け惜しみではなく、きちんと『望まなかった』。 そこに劣等感など存在しない。 彼女にそれを持ち出すことは、 今度はこちらの負け惜しみにとられる。 この年になると、人間はいろいろややこしい」 ⁡ →"負け惜しみではなく、きちんと望まなかった" ここを読んで、やっぱり辻村さんの "ここまで書くか"な文章が好きだと思いました🫶🏻 ⁡ ⁡ ❷「『会社員。 響きよく言えばOLだけど、小さなところだから』 答えながら、ストッキングを履いた足の表面を 細かい電気の筋が撫でるような感触がした。 落ち着かないが、どうしようもなかった。 自分の身の上と比較したわけでもないだろうが、 紗江子がもう興味を失ったように『ふぅん』と呟く。 こういう時に大事なのは、 変に自分をへりくだって見せないことだ。 自分は選び取ってここにいる。 そういうことに、しておきたい」 ⁡ →こういうところ、、わかります?? 痛い、、痛いでしょ、、 劣等感と一言でいえばそれなのだけど 劣等感を表現するのが巧すぎるのさすがです😭😭 ⁡ ⁡ ❸「持たないからこそ、より実感してしまう事実がある。 受験勉強をしていようと、部活でスポーツに打ち込もうと、 自分たちは所詮二の次の価値しか持たないのだと。 誰もがひれ伏すわかりやすい価値。 それを体現できるのは 恋愛という窓口を通してしかあり得ないのだ」 ⁡ →ここが1番ウギャァァァと思いました😂 恋愛してるやつがえらい、みたいな風潮ね、、 自分もそれに翻弄されていた1人です ⁡ ⁡ ❹「狭い支店の中の、 仕事ができない人間に対してのあの露骨なムードだけは、 やられたら、多分我慢ができないだろう。 『できない』人に対しては、 皆でつらくあたってもよいのだという不文律」 ⁡ →わかりすぎてつらい😭 こういう職場で働いたことがあります😭 ⁡ ⁡ ❺「大っぴらなリストカットや自傷行為、 体調不良を訴えて保健室に駆け込んだり、 派手にトイレで吐いたり。 砂漠の上に立つように不安定な十代後半の教室には、 そういう者が大勢いた。 他に見せることによって初めて成立するメンヘラ。 別れた彼氏や揉めた友人に向けて知らしめる甘え。」 ⁡ →最後の2行の、声に出して読みたくなるような 言葉のテンポの良さも好きだし 10代後半を砂漠の上に立つと言ってくれる その表現のぴったり感にもこころが震えた✨✨ ⁡ ・・・  📸 ⁡ ⁡⑥⑦⑧最近のスタバ活動😉 #ス活   ⁡ #太陽の坐る場所 #辻村深月 #毎日読書チャレンジ #151冊目 📚 @kozue__oshima」7月11日 17時14分 - kozue__oshima

髙林梢絵のインスタグラム(kozue__oshima) - 7月11日 17時14分


痛かった、、痛くて最高だった、、
"スクールカースト小説の金字塔"まさに🥹✨
辻村深月さんの作品を読むたびに
「物語の主人公はいつも"自分"なんだな」
ということを教えてもらいます🤝🏻
みんな、自分だけの物語を生きている。

それゆえに、自分だけの物語同士がぶつかりあう。
学生時代の教室では特に…🥲

でもわたしは
「心が痛くなる小説ほど好き」だなぁと思います。
身につまされて心が痛むけど…
わたしも反省してもしきれないほどの過去があるからこそ
こうして小説を読むことによって
なんとか昔の自分の気持ちを成仏できるように
必死なのかもしれない、と思いました🥲

ほんとに、読書というのは自分と向き合うことに
等しいですね!でもだから読書が好きです🤝🏻


🗒️ 解説の言葉がすごく共感でした↓

「自分たち以外の誰にも手出しのできない、
誰にも救えない場所で、彼らは生きている。
それがあまりにもリアルで痛い。

閉塞した場所と時間を共有し、
傷つけあいながら生きていくしかない。
そもそも何から救い、助けるのか。
目に見えないからこそいつまでも胸の中で疼き続ける。

がんばれ、と思う。
がんばって、生き延びるんだ。
傷つきたくなくて、がちがちの鎧で身を固めても、
人に振り回されて右往左往することになっても、
いつか必ず、いや、もうすでに、
そこに、太陽は上るだろう。」


この物語には5人の登場人物が出てくるけど(全員同級生)
保護者や先生など大人はいっさいでてこなくて
彼らは彼らだけの世界を生きてる、とよくわかる🏫

特に大きな事件な起こらないけれど
みんながそれぞれの事情と感情を抱えていて
関わるだけで摩擦が生じてる⚡️

同級生との「高校時代」と「10年後の同窓会」での
場面が交錯しながら、傷ついたり傷つけたりしてて
なんかもう、身に覚えがありすぎて笑
こちらも心臓がズキズキしながら読み進めました😭❤️‍🩹

傲慢と善良と同じく
辻村深月さんの鬼えぐな言語化力にも圧倒されます。
最後にわかるオチも、なるほど!な展開で好き🛼


🌜心に響いた言葉🌜

❶「この場では貴恵だけが唯一故郷を
離れたことがないが、そこは、彼女の持つ指輪が
雄弁に主張するのが見えるようだった。
負け惜しみではなく、きちんと『望まなかった』。
そこに劣等感など存在しない。
彼女にそれを持ち出すことは、
今度はこちらの負け惜しみにとられる。
この年になると、人間はいろいろややこしい」

→"負け惜しみではなく、きちんと望まなかった"
ここを読んで、やっぱり辻村さんの
"ここまで書くか"な文章が好きだと思いました🫶🏻


❷「『会社員。
響きよく言えばOLだけど、小さなところだから』
答えながら、ストッキングを履いた足の表面を
細かい電気の筋が撫でるような感触がした。
落ち着かないが、どうしようもなかった。
自分の身の上と比較したわけでもないだろうが、
紗江子がもう興味を失ったように『ふぅん』と呟く。
こういう時に大事なのは、
変に自分をへりくだって見せないことだ。
自分は選び取ってここにいる。
そういうことに、しておきたい」

→こういうところ、、わかります??
痛い、、痛いでしょ、、
劣等感と一言でいえばそれなのだけど
劣等感を表現するのが巧すぎるのさすがです😭😭


❸「持たないからこそ、より実感してしまう事実がある。
受験勉強をしていようと、部活でスポーツに打ち込もうと、
自分たちは所詮二の次の価値しか持たないのだと。
誰もがひれ伏すわかりやすい価値。
それを体現できるのは
恋愛という窓口を通してしかあり得ないのだ」

→ここが1番ウギャァァァと思いました😂
恋愛してるやつがえらい、みたいな風潮ね、、
自分もそれに翻弄されていた1人です


❹「狭い支店の中の、
仕事ができない人間に対してのあの露骨なムードだけは、
やられたら、多分我慢ができないだろう。
『できない』人に対しては、
皆でつらくあたってもよいのだという不文律」

→わかりすぎてつらい😭
こういう職場で働いたことがあります😭


❺「大っぴらなリストカットや自傷行為、
体調不良を訴えて保健室に駆け込んだり、
派手にトイレで吐いたり。
砂漠の上に立つように不安定な十代後半の教室には、
そういう者が大勢いた。
他に見せることによって初めて成立するメンヘラ。
別れた彼氏や揉めた友人に向けて知らしめる甘え。」

→最後の2行の、声に出して読みたくなるような
言葉のテンポの良さも好きだし
10代後半を砂漠の上に立つと言ってくれる
その表現のぴったり感にもこころが震えた✨✨

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#毎日読書チャレンジ #151冊目
📚 @髙林梢絵


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2023/7/11

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