平泉春奈のインスタグラム(hiraizumiharuna0204) - 8月5日 20時36分
『ショート寸前ピロートーク』
彼女が初めてなのは最初から分かっていた。
触れられた時の反応
絡めた手のひらから伝わる緊張感
受身でどこか粗削りなキス
全てにおいて過去のしがらみを感じない
俺だけが知ってる彼女の姿。
彼女の“初めて”が欲しくてたまらなかった。
「痛かった?」
(って、痛いに決まってるのについ聞いちゃうっていうね。でもなんて答えるのか知りたい聞きたい触りたい、あ、最後はミス)
「うん……でも、なんか分かんないけど……めっちゃ幸せ」
彼女はそう言って俺の胸に顔を埋めた。
滑らかな頬が俺の心臓近くに擦り付けられる
胸の高鳴りが強まる。
「俺も……ありがとう」
(初めてに選んでくれて。良かった……他のヤツに取られなくて。もしそうだったらきっと俺、そいつのこと殺したくなる)
「ううん、私の方こそ……えっとその、優しくしてくれてありがと」
(ぐはーーー!!!可愛い可愛い可愛い可愛い!!!!なんじゃこの可愛い生き物は!「優しくしてくれてありがと」ってお前……そんなのな〜俺からしたらな〜ああもう!!)
「バカ、そんなの当たり前だろ」
胸の高鳴りをなんとか抑え込み
俺は彼女の額に自分の額を軽く合わせた。
「ふふっ、あのね……ちょっと私ビックリしちゃった。みんなあんなエッチなこと普通にしてるんだなって」
(待って待って、この子何を言い出すわけ?)
「なんとなく知ってたけど実際するとなると、想像と違うなって。その、気持ち良さとかも……」
(おーーーい!ちょい待てーーーー!)
「えーと、その、どうだったのかな?ぶっちゃけ……」
(あああ……しかしこれは聞いちゃうでしょ)
「うん……めっちゃ気持ち良くて、どうにかなっちゃいそうだった……その、入れる前」
俺の中の潜在意識は大袈裟にガッツポーズをとっていた。
俺は彼女の頬を指先でそっと撫で、唇にキスをした。彼女は一瞬身体をこわばらせたが、ついばむようなキスを続けているうちに緊張が解けていくように感じた。まだ受身な彼女の口内に舌をゆっくり差し入れて、優しく探索する。彼女の喉の奥から可愛い声が小さく漏れた。
(あ……やべえ……勃っ……)
慌てて唇を離す。
「そ、そろそろ帰んないとまずいよな!着替えよう!!送る!!」
必死に理性を働かせて彼女から一旦離れた。
彼女は何やら少しだけ残念そうな顔をして
俺の耳元でポツリと呟いた。
「次は私、もっと頑張るね」
思考回路はショート寸前。
俺の戦いはここからが本番だった。
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前回の『理屈を超えた先にあるもの』の続編書いてみました!今度は男性の脳内(笑)
まあ……こんなもんかなと思ったんだけど(笑)どうなのかな?男性諸君!!
もしこんなんじゃないよ!って方いたら遠慮なくDMで本当はこうです!ってエピソード送ってね😁笑
※ムーンライト伝説、子供の頃よくおもちゃのマイク握って歌ってたなー(笑) 思考回路はショート寸前なんだよね♥️
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2020/8/5