utoshさんのインスタグラム写真 - (utoshInstagram)「「私の好きな料理本リレー」 主婦と生活社 @ryourinohon から始まった#料理本リレー  お菓子料理家のクレアパ 田中博子さん @irokobise からバトンを受け取りました。 博子さんの近書「ジャムの本」や「パウンドケーキの本」は絶対に読んだ方がいい素晴らしい内容で、教科書として僕も持ってます。   僕は料理本をいつも見て作っているわけではありませんが、本を読む感覚で料理本を見る事が多いです。 レシピが知りたいと言うよりは考え方を知りたいという感じです。   まず、僕のスタンスの元となっている本。 2013年8月号の「HUGE」です。 特集は「EAT Local, THINK Community」  この「食べる、つながる」というテーマは僕の中で永遠のテーマとなりましたね。 この時、このタイミングで、この企画の本を作ったってことが凄い。凄すぎる。 この本以降、くらしや地域をスタイルとしておしゃれに紹介する雑誌が増えました。  それまでの僕は、銀座で食べるサンドイッチが一番おいしいサンドイッチだと思っていたし、表参道で食べるパンケーキが一番おいしいパンケーキだと思っていました。でもこの本を読んで「それだけじゃないな」という「地産地消」という体験がある事を学びました。この本と出会って、長野の地元をもっともっと知っていこうと思いました。僕にとってターニングポイントになった本ですね。   ただ、この「地方の食を盛り上げる(守る)」「地方にコミュニティをつくる」というテーマは言葉にすると一言ですが、非常に難しい。  一都集中。経済なども絡んでくるので単純な事ではないんですよね。都会にいる人が思う田舎と、田舎に住んでる人が思う田舎はまったく違ったりしますし。すっごく難しい事をさらっといってるな。という本ですね。今読むと。    次は「地域と健康」に関する本。 なぜ長野は長寿県なのか。そんな事を考えながら何冊も買っています。  色々と調べてもらえばと思うんですが、簡単に説明すると、長野県というのはもともと長寿の県ではないんですよ。長野が長寿になったのは「地域医療の成功があったから」なんです。つまり人工的な長寿県なんです。  それとは反対に天然長寿なのが沖縄ですね。沖縄は昔から長寿。この沖縄と長野の対比っていうのも面白いので話しだすと長いのですが、ここは割合します。  つまり、長野は人工的に長寿になった県なのでシステムが新しいんですよね。沖縄みたいに郷土食=長寿食ではない。沖縄はゴーヤチャンプルやミミガーなど、全部の料理が長寿の元になっています。 対する長野は山々に囲まれた山岳地帯のやせた土地。そんなくらしに根付いたオヤキとかの野菜食。その塩分濃度を下げる事に成功したら長寿になった県。です。  こういうのを調べていくと、むやみやたらに食べるって体に悪いんだなって事がわかります。「肉や魚を思う存分食べられない」方がいい場合もあるんですよね。そういう事も考えて料理を作っていくのが楽しいなと思えます。    そして、最後は手前味噌ですが、僕の本「盛りつけエブリデイ」。それと「とりあえず野菜食」という本も出版させて頂いています。 前述したとおり、料理は美味しいだけではなく、いかにバランスよく食べるか。だと僕は考えています。  でもそれってすっごく普通の事なんですよね。普通の事を普通に言っているだけ。だから響かない。それをどうやって食べてもらうか、やってもらうか、考えてもらうか。それが僕が料理をやっていくって事なんだろうな〜と思っています。  「肉や野菜を楽しくバランスよく食べるには?」  料理に工夫も必要だし、盛りつけにだって工夫が必要なんです。なんだかんだ、一貫して僕が言っている事はそういう事なんだと今回改めて思いました。   僕の本「盛りつけエブリデイ」は、そういった事も考えながら作っていたりします。 ▶︎ @moritsuke_everyday   長くなりましたが、僕が紹介する本は以上です。  次はいつも仲良くしてくれている、あさみさん @asami_kamioka にバトンを繋ぎます。 いつも見るのが楽しい素敵なお菓子の数々を投稿してくれていますよ!  #料理本リレー #ryourinohon」5月2日 12時17分 - utosh

utoshのインスタグラム(utosh) - 5月2日 12時17分


「私の好きな料理本リレー」
主婦と生活社 @ryourinohon から始まった#料理本リレー

お菓子料理家のクレアパ 田中博子さん @irokobise からバトンを受け取りました。
博子さんの近書「ジャムの本」や「パウンドケーキの本」は絶対に読んだ方がいい素晴らしい内容で、教科書として僕も持ってます。


僕は料理本をいつも見て作っているわけではありませんが、本を読む感覚で料理本を見る事が多いです。
レシピが知りたいと言うよりは考え方を知りたいという感じです。


まず、僕のスタンスの元となっている本。
2013年8月号の「HUGE」です。
特集は「EAT Local, THINK Community」

この「食べる、つながる」というテーマは僕の中で永遠のテーマとなりましたね。
この時、このタイミングで、この企画の本を作ったってことが凄い。凄すぎる。
この本以降、くらしや地域をスタイルとしておしゃれに紹介する雑誌が増えました。

それまでの僕は、銀座で食べるサンドイッチが一番おいしいサンドイッチだと思っていたし、表参道で食べるパンケーキが一番おいしいパンケーキだと思っていました。でもこの本を読んで「それだけじゃないな」という「地産地消」という体験がある事を学びました。この本と出会って、長野の地元をもっともっと知っていこうと思いました。僕にとってターニングポイントになった本ですね。


ただ、この「地方の食を盛り上げる(守る)」「地方にコミュニティをつくる」というテーマは言葉にすると一言ですが、非常に難しい。

一都集中。経済なども絡んでくるので単純な事ではないんですよね。都会にいる人が思う田舎と、田舎に住んでる人が思う田舎はまったく違ったりしますし。すっごく難しい事をさらっといってるな。という本ですね。今読むと。



次は「地域と健康」に関する本。
なぜ長野は長寿県なのか。そんな事を考えながら何冊も買っています。

色々と調べてもらえばと思うんですが、簡単に説明すると、長野県というのはもともと長寿の県ではないんですよ。長野が長寿になったのは「地域医療の成功があったから」なんです。つまり人工的な長寿県なんです。

それとは反対に天然長寿なのが沖縄ですね。沖縄は昔から長寿。この沖縄と長野の対比っていうのも面白いので話しだすと長いのですが、ここは割合します。

つまり、長野は人工的に長寿になった県なのでシステムが新しいんですよね。沖縄みたいに郷土食=長寿食ではない。沖縄はゴーヤチャンプルやミミガーなど、全部の料理が長寿の元になっています。
対する長野は山々に囲まれた山岳地帯のやせた土地。そんなくらしに根付いたオヤキとかの野菜食。その塩分濃度を下げる事に成功したら長寿になった県。です。

こういうのを調べていくと、むやみやたらに食べるって体に悪いんだなって事がわかります。「肉や魚を思う存分食べられない」方がいい場合もあるんですよね。そういう事も考えて料理を作っていくのが楽しいなと思えます。



そして、最後は手前味噌ですが、僕の本「盛りつけエブリデイ」。それと「とりあえず野菜食」という本も出版させて頂いています。
前述したとおり、料理は美味しいだけではなく、いかにバランスよく食べるか。だと僕は考えています。

でもそれってすっごく普通の事なんですよね。普通の事を普通に言っているだけ。だから響かない。それをどうやって食べてもらうか、やってもらうか、考えてもらうか。それが僕が料理をやっていくって事なんだろうな〜と思っています。

「肉や野菜を楽しくバランスよく食べるには?」

料理に工夫も必要だし、盛りつけにだって工夫が必要なんです。なんだかんだ、一貫して僕が言っている事はそういう事なんだと今回改めて思いました。


僕の本「盛りつけエブリデイ」は、そういった事も考えながら作っていたりします。
▶︎ @moritsuke_everyday


長くなりましたが、僕が紹介する本は以上です。

次はいつも仲良くしてくれている、あさみさん @上岡麻美 にバトンを繋ぎます。
いつも見るのが楽しい素敵なお菓子の数々を投稿してくれていますよ!

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2020/5/2

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